ガーデニング初心者の敵、根腐れの恐怖から解放されるのが、水栽培、という謎。矛盾。毒を持って毒を制すといわんばかりの、水を持って水を制す、水栽培。騙されたと思ってやってみよう!
おしゃれ栽培方の「ハイドロカルチャー」も、そこそこ管理が微妙なのと、器の中に苔が生えるに違いないので、もういっそ、水槽にドボン!がオススメなのです。
用意するものは、ポトスと、水槽的な大型容器。可能なら、60cmの水槽で中で金魚やウーパールーパーを飼うのがオススメです。ポトスの根がワッサーと増えるので、金魚の数は2匹程度、ウーパールーパーなら1匹で。
なんということでしょう、金魚の水槽の水換えからも解放される、エコシステムが成立してしまうんですよ、奥さん。
生き物大好き!と、庭の土を掘ってミミズの数を数えてほくそ笑んでいるような、生態系に興味がある方は、ぜひどうぞ。ぜひ。
【ポトスの水耕栽培方法】私が実際にポトスを水槽にぶっ込んだ手順は以下です。
1)ホームセンターで1,000円くらい?のポトスの吊り鉢を購入(水槽が大きいので最初からポトスも大きめで!)。
2)鉢から出し、きれいに根っこを洗う(水がドロドロになるのを防ぐ)。
3)60センチの水槽を購入し、窓際に置く。ポトスの葉は窓(光)に向かって育つので、水槽ライトは使いません。
4)五色砂を5センチ程度投入し、底床濾過をセット。
5)ポトスの根の上部が水面から少し出ている状態が保てるよう、針金などでを水槽のふちににひっかける。
6)水はカルキを抜き、濾過を回し、金魚などの生き物に適した状況を優先にして管理する。
7)ポトスのことは忘れて、金魚などを育てることを楽しむうちに、やがて根が伸び、底床に根付き、葉っぱが茂り、数メートルにまで成長する。
8)ポトスが水槽の水をきれいにしてくれる生態系エコシステムが成立するはずである。
9)減った水を足す程度でメンテナンスは事足りるため、生き物を飼うこと自体も楽になる。
10)半年もしくは、ズボラさんは一年に1回程度、底床のゴミをポンプで吸い出して掃除すればOK。
育ちすぎて家族から苦情が来るレベルになれば、あなたの勝利。
なんなら、ポトスが壁に張り付いて登っていきますから。嗚呼、憧れのジャングル。
おためしあれ。
「生き物を飼うほどではないなあ」という方は、おしゃれ鉢カバーやガラス瓶に水を入れ、ポトスを入れるだけで、もちろんOKデス。根の上部が完全に水につからないようにするのがポイント。
窓辺に置き、時々液肥をやれば元気に育ちます。私は会社では生き物を飼っていないので、古い大きな壺の口に鉢カバーをはめて水を入れ、ポトスを育てています。古い壺に垂れる斑入りのポトスはとてもきれいで気に入っています!
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